【2019年10月】人形町のからくり櫓時計が実際に動くところを見てみました

人形町にある美容サロン「CITRa」の地域担当の武田です!

人形町商店街のシンボルからくり櫓(やぐら)時計!

人形町に来たことがあるならみたことがあるのではないでしょうか。

みたことある方でも、

「実際に動いている」ところを見た方はどれくらいいるのでしょうか。

・・・人形町で働いて半年、僕は一度もありませんでした。

そこで、

・実際に動くのか

・どのように動くのか

を調べて、その様子を見てきました!

※昨年10月に取材した際の情報になります。

からくり櫓(時計)はいつ動くのか?

からくりが動く時間

中央区観光ガイドによると、からくりが展開されるのは

「毎日11時から19時まで1時間おきに約2~3分」とのこと。

かなり短い。

しかも1時間おきと見られる時間もかなり限られているので、

時計が変わる1〜2分前にはスタンバイしておくといいですね。

からくり櫓のある場所

人形町町商店街のメインストリートに、街のシンボルとして大きなからくり櫓(やぐら)時計が、甘酒横丁交差点の南北(人形町交差点側と水天宮側)に2棟あります。

江戸の風情が残る人形町の街並みにも合っていて、昔から時代劇や和風なモノが大好きな僕としてはこのからくり櫓(やぐら)時計はたまらんです!

からくりは実際にどう動くのか???

ということでとある週末の午後、さっそくからくり櫓(やぐら)が動いているところを見に行ってきました。

江戸火消のからくり(人形町交差点側)

こちらは人形町交差点側にある江戸火消をテーマにしたからくり櫓(やぐら)時計です。

江戸火消しとは今で言うと消防士ですね。

スピーカーから掛け声とそれに合わせて歌が流れています。

「木遣り」という大勢の人が土木作業で力を合わせる時に歌われる労働歌でした。

見てみるとからくり時計の完成は平成21(2009)年11月7日。

意外と新しいんですね!

じっくり見ていたいところですが、からくりが展開するのは1時間に2〜3分とかなり限られた時間です。

できれば2棟のからくりが動いているところを一度に見たい。

なので江戸火消しのからくりを1分ほど見たところで次のからくり櫓へ移動。

妙な緊張感が走りいつも以上に集中しているのが自分でもわかります。

普段の仕事でもこの集中力が発揮できればもっと仕事もはかどるのに(笑)

そんなどうしょうもないことを考えながら、信号が変わった瞬間に足早に、

ただしほかの歩行者には迷惑をかけないという気づかいは忘れずに、

交差点の対角線にあるもう片方のからくり櫓(やぐら)時計へ。

江戸落語のからくり

こちらの櫓(やぐら)は江戸落語がテーマのからくりが展開してました。

時計の上の3枚の絵が回転して武士や町人の人形があらわれます。

江戸時代の落語家さんの人形が動くの合わせてかすかに落語の音声が流れてました。

街の雑踏にかき消されてあやうく聞き逃すところでした(あぶないあぶない)

音声の主は落語家の立川談幸さんだそうです。

立川談幸さんの創作落語に合わせて、人形たちが当時の人形町の賑わいを伝えてくれます。

その様子を見上げているうちに時間が来てしまい、人形たちによるショーもお開き。

本当にあっという間の3分でした。ほんとに短い!(笑)

ですが当初の目標のとおり、2棟のからくり櫓(やぐら)時計のからくりを見ることができました!

実際に見てみた感想

はじめは「日本橋三大がっかり」なんていう話もあったので、

どんなものかと思いましたが、そこはさすがは人形に馴染みのある街、

人形町のからくり櫓(やぐら)時計というところでした。

昼間は交通量が多く、かつ迷惑にならないためか、からくりが動いている時の音楽は控えめなので、

タイミングが悪いと音が全然聞こえないこともあります。

余裕があれば、何度かチャレンジして、是非音楽も聞いてみることをおすすめします。

人形町にお越しの際は、ぜひからくり櫓時計の、

からくりが動くところを見てみてください!